「2016年」の記事一覧(2 / 6ページ目)

公共入札の「総合評価方式」に疑惑の有無は!

オリンピック 五輪経費 東京五輪施設 総合評価方式

 あくまでも、一般論としてご説明します。  「総合評価落札方式」は、落札者を恣意的に誘導することが容易になります。  当該方式を概説すると、次の通りです。  小泉内閣は、規制緩和・民間開放政策の一環として、公共工事の発注・・・

五輪施設整備費が高騰した本当のワケ

五輪経費 招致ファイル 東京オリンピック・パラリンピック 競技団体

 批判のやり玉に挙がっている「海の森水上競技場(ボート・カヌー会場)」を例にして、整備費が変動したワケを説明します。  まず、IOCに提出した計画書の「招致ファイル」では、整備費69億円と書きました。この額は、設計図を基・・・

東京五輪招致・不正疑惑の調査結果を聞いて

オリンピック招致 ガバナンス IOC IOC委員 JOC

 2020年東京五輪の招致をめぐる資金不正疑惑で、JOC調査チームの調査結果を聞きました。  まだ、手元に報告書がないので、早川座長の会見を聞いて印象だけで書きました。  一言でいえば、「予想どおり」あるいは「新たな成果・・・

リオ五輪の開閉会式のテーマは「環境」

オリンピック オリンピック憲章 リオデジャネイロ 招致委員会 持続可能性 環境問題 聖火台 IOC JOC

 リオ五輪の開会式は、経費を3億円に縮減したうえで、テーマ、メッセージが明確に示され、素晴らしかったと評価します。  今回のテーマは、総じていえば「平和と環境」と言われていますが、特に、私が注目したのは環境問題です。  ・・・

リオ五輪の評価はこれからです。

五輪経費 持続可能性 東京オリンピック・パラリンピック IOC

 リオ五輪の閉会式が盛大に終了した今、振り返ってみれば、大会前に懸念されていたことも、概ね杞憂に終わった感じで、総じてみれば大成功の大会と言えましょう。  ただし、五輪開催の効果をどう評価するかは、まさにこれからです。 ・・・

室伏氏はIOC選手委選挙で落選、その意味は!

オリンピック IOC IOC委員 JOC

 リオデジャネイロ五輪の開催中に行われたIOC選手委員の補欠選挙で、日本の室伏広治氏が落選しました。一方、ロシアの組織的なドーピングで五輪参加を禁じられたエレーナ・イシンバエワ選手が陸上競技部門で当選しました。  この結・・・

表彰台で強要された国歌斉唱に違和感

オリンピック スポーツ界 リオデジャネイロ 国歌斉唱 競技団体 組織委員会 JOC

 リオ五輪の第1号金メダルを獲得した水泳の萩野選手が、表彰式の壇上で、ぎこちなく国歌を斉唱(?)しているのを見て、皆さんはどのように感じましたか?  組織委員会の森会長が、壮行会の時に「国歌を歌えないような選手は日本の代・・・

追加種目の会場整備費はどこが負担するのか

オリンピック 五輪経費 組織委員会 野球・ソフト復活

 2020年東京五輪の追加競技(5競技18種目)が決まって、国内では歓迎ムード一色です。  しかし、追加される施設の整備費は、どこが負担するのでしょうか。  IOCの「アジェンダ2020」を受けて、昨年9月に組織委員会が・・・

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