長年にわたり、東京都という行政組織において、専門職としてスポーツ政策を担当してきました。

特に、都の「スポーツ振興審議会」における政策づくりや、都立スポーツ施設の整備や管理運営、「東京マラソン」の前身である「東京シティハーフマラソン」の運営、2016年東京オリンピック・パラリンピックの招致など、現在の都のスポーツ政策の基盤づくりに関わってきました。

現在は、行政での仕事を振り返りながら、その進捗を見守り、大学の講師を務めながら次代を担う人材育成に努めているところです。

しかし、2020年東京オリンピック・パラリンピックの準備状況における様々なトラブルは看過できません。せっかく、都民・国民の指示を高め、五輪決定の瞬間は、日本中が歓喜に包まれたにも関わらず、現在の進捗にはいくつかの違和感を感じ、先々に大きなトラブルの発生を懸念しています。

今後は、様々なステージにおいて、私なりのメッセージを伝えていきたいと思います。そのため、「スポーツ政策創造研究所」を立ち上げ、ホームページというステージを得ました。批判だけではなく、様々な創造的提言をしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。