「スポーツ庁」の記事一覧

スポーツ庁の「ガバナンスコード」を問う!(その4)

ガバナンスコード スポーツ庁 役員就任時の年齢制限 日本トップリーグ連携機構 日本水泳連盟

 スポーツ審議会のスポーツ・ガバナンス部会が進めてきた、NF向け「ガバナンスコード(以下、Gコードという)」は、NF対象だけでなく、都道府県体育協会等からも意見聴取を行い、過日、行政手続法に基づくパブリックコメントを終了・・・

スポーツ庁の「ガバナンスコード」を問う!(その3)

ガバナンスコード スポーツ庁 外部有識者 NFの財源問題

 スポーツ庁が策定した、NF向けの「ガバナンスコード」について、理事の就任時年齢制限や任期10年間、及び、利益相反行為の規制等について、その実効性と効果に疑問を呈してきました。  もう一点、指摘しなければなりません。それ・・・

スポーツ庁の「東京重点支援競技」の選定を問う!

スポーツ庁 プロ選手 東京五輪 東京重点支援競技 鈴木プラン NF

 スポーツ庁は、19年度予算の競技力向上予算、約100億円のうち、33競技団体に配布する「競技力向上事業助成金」の重点配分先を公表しました。  この支援は、平成28年にスポーツ庁が策定した、いわゆる「鈴木プラン(競技力強・・・

スポーツ庁「ガバナンスコード案」を問う!(その2)

ガバナンスコード スポーツ庁 利益相反 名誉職 弥縫策 院政 JOC JSPO

 前回、NFに向けたガバナンスコード案において、役員等の新陳代謝を図るために、理事の就任時の年齢に制限を設けることには、違和感があると書きました。  なお加筆すると、多くのNFには、温度差はあれども、派閥、学閥、実績序列・・・

スポーツ庁「ガバナンスコード案」を問う!(その1)

ガバナンスコード スポーツ庁 理事の年齢制限 JOC竹田会長

 2018年は、中央競技団体(NF)や大学スポーツ部を舞台に、様々な不祥事が連発しました。特に、日本ボクシング連盟の会長問題、日本レスリング協会の監督パワハラ、日本体操協会の指導陣パワハラ、日大アメフト部の危険タックル等・・・

「スポーツ団体法」を制定すべき!【その2】

スポーツ団体法 スポーツ基本法 スポーツ庁 放送法 政治介入 日本スポーツ協会 社会の公器 JOC

 スポーツ団体で不祥事が頻発している問題を受けて、超党派のスポーツ議員連盟が、「第三者による相談・調査体制の整備」「団体のガバナンス整備のための基準設定」「不祥事に対するスポーツ庁の関与の再検討」に関する提言書を、スポー・・・

「スポーツ団体法」を制定すべき!【その1】

スポーツ団体法 スポーツ基本法 スポーツ庁 日本体操協会 社会の公器

 今度は、(公財)日本体操協会の組織体質に対する批判が始まりました。スポーツ界は、いつまで、このようなレベルの低い醜態をさらすのか。評価に値しません。  日本のスポーツ集団・組織は、長年にわたり、年功序列、業績重視、上意・・・

また始まった、運動部活動改革の懸念【その3】

ガイドライン スポーツ庁 国民体育大会 日本スポーツ協会 東京五輪 運動部活動

 運動部活動は、休養日確保と時間制限で総量抑制する一方で、競技力向上を煽り立てるという相矛盾する現状を紹介してきました。  もう一つ運動部活動に影響を与えている懸念すべき煽り立てがあります。それが「国民体育大会(以下、国・・・

また始まった、運動部活動改革の懸念【その2】

ガイドライン スポーツ庁 働き方改革 教育改革 運動部活動

 運動部活動の在り方論は、学校制度が始まった時から永遠の命題といっても過言ではありません。  明治期から、すでに「学業を阻害する」「疾病障害を受けしむる」「勝敗に重きを置くが為公徳を傷害する」などと、運動部活動は批判され・・・

また始まった、運動部活動改革の懸念【その1】

ガイドライン スポーツ庁 文部科学省 運動部活動

 まず、運動部活動は、単に教員の働き方改革だけの問題だけではありません。長年にわたり、中教審答申や学習指導要領での取り扱いの変遷、中高体連の大会基準、スポーツ推薦入試、学校選択制の導入、特色ある学校づくり政策、学校開放制・・・

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